認定ランサーが教える、ランサーズで地雷案件を避ける10のポイント

こんにちは。フリーライター・ブロガーの横山(@michishirube87)です。一応、認定ランサーです。

先日、Twitterで以下のようなツイートを見かけました。

ランサーズに限りませんが、クライアントの中には「地雷案件」が存在していることは確かです。

ランサーズやクラウドワークスは、クライアントに支払ってもらう手数料(形式的にはランサーが支払うことになっていますが)で成り立っているので、クライアントにはあまり強いことが言えず、結果として地雷案件が存在するのだと考えられます。

ただ、私はランサーズに慣れてからは、いわゆる地雷案件というほどのクライアントさんには出会ったことがありません。

そこで、私の経験をベースに、地雷案件に当たる確率をなるべく下げる方法について解説します。

ゼロにするのは難しいですが……

地雷案件を避ける7つのポイント

地雷案件に当たると、検収が終了しても代金をなかなか払ってもらえなかったり、後から作業を追加してきたりして気持ちよく仕事をすることができません。

事前に100%、見分けることはできませんが、ある程度は見当をつけることができます。そこで、私がプロジェクト案件に応募するとき、「こんなクライアントには提案しない」という条件を以下で7つ、紹介します。

1.評価が低いクライアント

これは言うまでもないでしょう。

クライアントもランサーも、仕事が終わった時点で5段階の評価を受けるわけですが、基本的によほど相手に不満がなければ星5つにするのが暗黙の了解のようになっています。

ランサー側が低い評価を受けるならともかく、立場の強いクライアントが低い評価を受けるというのは、実際に仕事をしたランサーにかなり悪い印象を与えた可能性があります。

もちろん、ランサーズ歴の浅いランサーが事情をよく知らずに低い評価をつけた可能性もあるので一概には言えませんが、星4つ以下のクライアントは避けるのが賢明です。

2.発注件数の少ないクライアント

地雷案件を引くリスクを下げたければ、発注件数が少ないクライアントの仕事は避けましょう。おそらく、この基準が一番重要です。

発注件数の少ないクライアントは発注慣れしていないので、ランサーにどんな要求をして良いのかがよくわかっていません。そのため、ランサーが慣れているなら大丈夫ですが、ランサーが仕事に慣れていないと必要のない仕事まで無料ですることになってしまいます。

また、いい仕事をして満足した様子を見せているにもかかわらず、なぜか低い評価になってしまうこともあり得ます。Amazonレビューでもときどきありますよね。絶賛しているのになぜか星3つみたいなのが。

特に受注件数の少ないうちは星を1つでも減らされると平均値に与える影響が大きいので、なるべく発注慣れしているクライアントさんを選んでください。少なくとも発注件数が2ケタ以上のクライアントにしましょう。

3.本人確認が済んでいないクライアント

クライアントもランサーも、「本人確認」「機密保持確認」「電話確認」の3つを行うことでアカウントの信頼性を高めることができます。

これらは簡単な手続きなので、全部が済んでいるクライアントが望ましいことは確かなのですが、実際は済んでいないクライアントが大半です。

経験上、全く済んでいなくても地雷クライアントとは限らないのですが、経験が浅いうちは最低限、本人確認が済んでいるアカウントを選びましょう。

4.単価が相場と比べて極端に高い/安いクライアント

他の同程度の仕事と比べ、極端に高い仕事や安い仕事を依頼しているクライアントは避けるのが賢明です。

高い単価で仕事を依頼している場合は単に相場を知らないだけかもしれませんが、安い単価で募集している場合は知っていてその単価にしている可能性が高いです。

そうしたクライアントはランサーを尊重する意思はあまりないでしょう。そのため、いくら仕事が欲しくても応募しないほうが良いです。ライターの場合なら1文字0.5円未満(ランサーズ手数料・消費税別)が1つの基準です。

ライターを安くこき使おうとするクライアントは、平気で「2000文字300円」みたいな募集をします。いくら適当な文章で良くても、このような仕事はしたくありませんよね。

なお、最近は価格の判定をランサーができるようになったので、だいぶマシになったのではないかと思います。

異常に安いと感じる募集を見かけたら、「いいえ」を押して運営者に知らせましょう。

5.毎日、同じ募集を何度も行うクライアント

クライアントの中には毎日、ほとんど同じ募集をたくさんするところがあります。なぜかというと、そうすることで露出が増えて目立つからです。

仕事の募集を出すことにお金はまったくかかりませんので、こうしたスパム的アカウントが出てくるわけですね。

このようなアカウントだということに気付いたら、仕事を探す画面で以下のところをクリックして非表示にしてしまいましょう。

ランサーズはクライアントからもらう手数料で成り立っているので、仮にこうしたスパム行為で苦情が入っても、クライアントにあまり強く言えないはずです。

でもこの機能がリリースされたおかげで、不愉快なクライアントの募集を目にせず済むようになりました。ただし、メールで送られてくる新着案件には含まれてしまうようです。

6.依頼の詳細を読んでもよくわからないクライアント

募集の中には詳細を読んでも、こちらに何をしてほしいのかがはっきりしないものがあります。

詳細があいまいなクライアントの場合、当選してからどこまで作業を求められるかがわかりません。勝手に過大な期待をされていると、いくらいい仕事をしても低い評価をつけられてしまうリスクがあります。

ライターの仕事で言えば、書いてほしい記事のサンプルくらいは提示してほしいところですね。

7.タイトルに「初心者歓迎」と書かれている

募集のタイトルの中に「初心者歓迎」という言葉を入れている案件は珍しくありませんが、経験がよほど浅い場合を除けば避けたほうが良いかもしれません。

クライアント側の心理を考えれば、仕事を頼むのは初心者ではなく経験者であるほうが良いのは当然です。あえて初心者を歓迎する理由はないはずです。

そのため、どうしても一般の案件で提案が通らず実績が積めなくて困っているようなケースを除いては、なるべく初心者歓迎と書いていない案件に応募すべきでしょう。

地雷案件を見分けるうえで気にしなくても良い点

これまでの話とは反対に、地雷案件を見分けるうえで気にしなくても問題ないという点についても解説しておきます。

1.発注率

私がランサーズを利用し始めた当初、プロジェクト案件で応募するかどうかの判断をするうえで重視していたのが発注率です。しかし、発注率はよほど低くない限り、あまり考慮する必要はありません。

プロジェクト案件で募集を行うときは、募集期間中でも応募のあったランサーに対して個別にアプローチをかけて決定し、募集をキャンセルしてしまうことが珍しくありません。ランサーズを利用し始めた頃はこのことがよくわかっておらず、理解に苦しんだものです。

このような場合は発注しなかったという扱いになって発注率が下がるようなのですが、これは地雷案件かどうかに影響しないというのが私の経験から言えることです。

本来、募集期間中に個別にアプローチをしてキャンセルするというのは好ましいとは言えませんが、ランサーズ側がこうしたやり方を認めている以上は何も言えません。そのため、募集が開始されたらなるべく早く応募するのが当選する確率を上げるポイントになると言えます。

2.名前がローマ字の文字列になっている

本来なら、以下のようにきちんとした名前(アカウント名)にしているのが望ましいわけですが、クライアントはあまり気にしない傾向があるようです。

私の経験上、これが特に意味のないローマ字の文字列であったとしても、それだけで地雷クライアントというわけではありません。そのため、あまり気にしなくて良いです。

ただし、よく読むとおかしな意味になっている場合は避けたほうが良いかもしれません。たとえば、「sukisukihunasshii」(好き好きふなっしー)とか「yomiurikyojinguninochi」(読売巨人軍命)のようなケースです。もちろん、これは実際にあったものではなく、あくまで例です。

お金を払って仕事を依頼するときに、こんな意味不明の個人的な好みを名前に入れるというのはちょっと理解しかねます。個人で使っているTwitterやInstagramのアカウント名なら問題ありませんが、ランサーズで仕事をする相手としては避けたほうが良いでしょう。

3.プロフィール画像が設定されていない

クライアントの中にはプロフィール画像を設定していないところもたくさんあります。本人の顔写真が出ていることは極めてまれで、イメージ画像すら表示されていないことも珍しくありません。

しかし、私の経験で言えば、これは全くと言っていいほど地雷案件かどうかとは関係がありません。むしろ、顔写真が出ている場合にそれが本人のものか疑うほうが大事です。発注件数が少ないのに顔写真が出ているケースは疑ってみてください。

おわりに

地雷案件を見分けるスキルは、慣れてくれば身につきます。私もランサーズを利用し始めたばかりの頃は不安でしたが、いつの間にか不安を感じることがなくなりました。

いわゆる地雷案件というのは、ランサーズやクラウドワークスだけに存在しているのではありません。ネットで「ライター募集」というキーワードで探せば一般企業の募集もヒットしますが、そうやって見つけた案件でも地雷案件はあります。

テストライティングだけさせておいて仕事の案内がまったく回ってこないものや、個人情報の収集が目的のようなものも見受けられます。特にクラウドソーシング外で受注する場合は代金未回収のリスクが高いので、応募するときは慎重にしましょう。

ランサーズやクラウドワークスで募集している案件のほうが、まだ安全性は高いでしょうね。怪しいサイトでの募集には安易に応募しないほうが良いです。