【女性も安心】夜行バスの選び方・快適な乗り方ガイド

初めて夜行バス・深夜バスを利用するときは、どのように選んだら良いかわかりませんよね。

夜行バスは選び方を失敗するととにかく苦痛です。東京-大阪間でも8~9時間くらい乗車するので、失敗したときのダメージは大きいです。

そこで、夜行バスの利用経験が豊富な私が、できるだけ快適に利用できる選び方について解説します。

夜行バスの選び方は、意外と難しいですよ。

女性も安心な夜行バスの選び方

私は普段、楽天トラベルを利用して夜行バスを予約します。そのため以下の解説は、できれば楽天トラベルの「高速バス・バスツアー」のページを参照しながら読んでいただければと思います。

独立3列シートを選ぶ

夜行バスは主に3列シートと4列シートがありますが、快適に移動時間を過ごしたいなら「独立3列シート」は必須です。

4列シートだと、隣の人との距離がかなり近いです。相手の体が大きければ密着状態になりかねません。寝返りをうったり足を組んだりできませんので、私なら苦痛で耐えきれないです。神経質な人ならきっと一睡もできないでしょう。

そのため特に女性は、夜行バスに乗るなら独立3列シートのバスを選ぶのは必須だと思ったほうが良いです。

3列独立シートなら座席にはカーテンがついているので隣の人から見られる心配もなく、プライベートなスペースを確保することができます(念のため「カーテン付き」という表示があることを確認しておいてください)。

なお、3列シートの中には「独立3列」ではなく「2+1」というタイプもあるので注意してください。「2+1」タイプだと、2つの席がくっついている側にあたってしまえば4列とそう変わりません。

トイレがついている便を選ぶ

夜行バスには、トイレ付きの車両とそうでない車両があります。

夜行バスのトイレは事実上、ほとんど使えないです。なぜなら通路が狭く、トイレまでの移動が困難なこともよくあるからです。

この点は事前に判断することはほぼ不可能です。仮にバス会社に問い合わせても、おそらく「大丈夫ですよ」という返事をするでしょう。だから、実際に乗ってみないとわからないのです。

それでもトイレ付きを選ぶのは、万が一のことがあったときに困るからです。直前に食べたものがあたった場合や、車酔いでどうしてもトイレが必要になることもあるでしょう。そんなときは遠慮なんてしていられないので強引に利用するはずだから問題ありません。

トイレを使うのは、基本的にサービスエリアでの休憩のときだと考えておきましょう。

サービスエリアでの休憩回数が多いものを選ぶ

通常、夜行バスは途中でサービスエリアに寄って休憩をします。

休憩の回数はバス会社によって差が大きいです。東京-大阪間でも全く休憩しないこともありますし、3回休憩することもあります。

バスのシートは独立3列でも狭いので、休憩しないと疲れます。そのため、なるべく休憩回数が2回以上のバスを選ぶのがおすすめです。

なお、バスから降りやすいのはもちろん前のほうの座席です。ただし、座席を選ぶことは基本的にできないと考えてください。

過去の経験上、早め(1ヵ月くらい)に申し込むと前の座席になることが多かったです。バス会社によっても違うのですが、私の経験では9割くらいの確率でそのルールでした。

乗車時間の短い便を選ぶ

目的地が同じでも、バスの便によって乗車時間は大きく違います。

一例として、ある日の東京-大阪間の乗車時間をピックアップしてみたところ、以下のようになりました。

  • 東京VIPラウンジ(VIPライナー社のラウンジ:東京駅付近) 21:30 - 大阪駅 06:50(乗車時間 9時間20分)
  • バスタ新宿 22:30 - 大阪駅 07:55(乗車時間 9時間15分)
  • 秋葉原 22:50 - 梅田 07:30(乗車時間 8時間40分)
  • 東京VIPラウンジ 24:00 - 大阪駅 08:05(乗車時間 8時間5分)
  • 東京駅 鍛冶橋駐車場 23:00 - 梅田 06:45(乗車時間 7時間45分)

狭い車内で過ごすのは苦痛なので、できるだけ乗車時間の短いバスを選ぶのがおすすめです。

コンセントのある便を選ぶ

移動時間に携帯電話の充電をしたいのであれば、コンセント付き(または充電が可能なUSB端子)の表示がある便を選んでください。

ついていることのほうが多いのですが、油断してチェックを忘れと、たまにコンセントがついていないバスに当たることがあります。特に、帰路の便でついていないと困ることがあるでしょうから注意しましょう。

乗車場所はしっかり確認

乗車場所は大きな駅から徒歩圏内にあるのが普通ですが、場所がわかりにくいこともよくあるので事前にしっかり確認しておきましょう。新宿から乗車するならバスタ新宿が圧倒的に便利です。

帰路の場合はよく知らない土地であることも多いはずなので、乗車場所に行く時間が遅くなりすぎないようにする必要があります。

なお、バスは乗車時間をすぎるとすぐに発車してしまいます。どうしても間に合わない場合は事前に知らされた電話番号に連絡してください。

降車場所にも注意

行きの便で、早朝に到着する場合は降車場所も意識しておきたいところです。

夜行バスは早朝に到着するので、地域によっては周囲に時間をつぶせるところがないということもあります。

私は以前、よく京都まで利用していたのですが、5時代に着いてしまって時間をつぶせそうなところがなくて困った経験があります。

女性なら「女性専用」「女性安心」車両を選ぶ

夜行バスを選ぶときの条件を入力する画面には「女性専用」「女性安心」というマークのある便のみを選ぶことができます。

「女性専用」は説明するまでもありませんね。「女性安心」とは、女性の隣は必ず女性になるという意味であると楽天トラベルのサイト内で説明されています。

バス会社によっては、女性に対して特別な配慮しているところもあります。たとえばWILLER社はその例です(リンク先をご覧ください)。どうしても周囲に男性がいるのが嫌なら最低限、こうした車両を選ぶのが良いでしょう。

乗車するときの注意

バスタ新宿のようなターミナルや、バス会社が用意している専用の敷地から乗車する場合はそれほど迷わないのですが、一般の車道の指定された場所から乗車することもあります。

路線バスのバス停のようなものもありますが、今ひとつどこから乗車すれば良いのかということがはっきりしないことが多いので、事前にメールで通知される乗車場所はしっかり確認しておいてください。Googleマップにピンを立てておくくらいでちょうどいいです。

あと、夜行バスは見た目で自分の乗るバスかどうかが判断しづらいです。行先はもちろん表示されていますが、同じような行先になっているバスが多く出入りするので、それだけでは確信が持てないのです。

夜行バスは時間ギリギリ(5分前くらい)に来ることが多いので、場所が合っていることに確信が持てているなら、5分前くらいまではあわてずに待ちましょう。

MEMO
夜行バスがギリギリの時間に来るのは、多くのバスが同じ場所を利用するからだと思います。バスは乗用車と違って同じところにたくさん停められないですからね。

夜行バスのマナー

ここでは夜行バスに乗るうえで事前に知っておいたほうが良いマナー・ルールについて解説します。

座席を倒すときは声掛けをするのがマナー

夜行バスでの移動中は寝ることしかできませんので、シートは倒すのが基本です。シートを倒すときは後ろに一声かけてから倒すのがマナーとされています。

ただ声をかけても「うん」とも「すん」とも言わない人も多いですし、露骨に不満そうな顔をする人も多いことを覚えておいてください。はっきり言いますが、それが不満なら夜行バスに乗ってはいけません。そのため、声をかけた相手の対応が悪くても気にせず、倒すようにしましょう。夜行バスはシートを倒して良いのです。

シートを倒す角度は最大でも45度くらいでしょうか。あまり倒しすぎると後ろの人から姿が見えますので、フラットに近いほうが快適とも言えないというのが実際のところです。

スマホは使える?

夜行バスは乗客をピックアップするために複数の場所に寄ることが多いですが、最後の場所を過ぎたら消灯しますので、その後はスマホは使えないと思ってください。真っ暗なので明かりが目立つからです。

なお、どうしても使いたい場合は座席に置いてある毛布をかぶって利用すれば大丈夫です。一応、光が漏れていないことだけ確認してから使うようにしましょう。

食事はできる?

夜行バス車内での食事は意外にも禁じられていないことが多いです。しかし、実際に飲食をしている人はほとんどいませんので、基本的にできないと考えておいたほうがいいです。

ただし、ペットボトル入りの飲料を飲むくらいなら全く問題ないでしょう。また、アメやガム、アーモンドチョコレートのように一口で食べられるものを時々食べるくらいなら問題ないでしょう。匂いがないものがおすすめです。

おわりに

夜行バスは選び方を失敗すると苦痛がかなり違うので、以上で解説してきたような点をよく考慮してください。

それでも1つや2つは「失敗したな……」と思う点が出てくると思いますが、何事も経験しないとわからないものです。きっといくつか失敗はするでしょうが、そのときはあきらめましょう。

慣れてくれば失敗する確率を減らすことができるので、初めてのときは悩みすぎずに決めてみましょう!